はにかみ癖のあるいとこのお兄ちゃん

盆正月などを共にしたいとこたちのなかに、五歳上の男の子がいました。
男兄弟がいなかったこともあり、物心ついたころから意識せずにいられない存在でした。
彼はおとなしく、運動が得意なわけでもなく、

同級生だったら惹かれることはなかったかもしれません。
しかし、幼少期を共にしたためか、血の繋がりのためか、おそらく性質も似ていたのでしょうが、他の人ではわかりあえないことをわかりあえるという感覚がありました。
もちろん私の独りよがりな気持ちだったと思います。
他のいとこに関係を囃されたり、私の想いはわかりやすかったのかもわかりませんが、特段の展開はありませんでした。
大人になってもただいとこ同士で、たまに冠婚葬祭の場で顔を合わせます。
時と共に双方変わっていったものの、かつての彼の優しさや繊細さはたびたび垣間見えます。
それに触れるごとに、私は心が洗われるような気持ちでいっぱいになります。
実りはしませんでしたが、私はいい初恋をしました。

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